突然ですが以下のような症状に心当たりはありませんか?
「朝起きたら人差し指、中指が痺れるまたは痛みがある。」
「OKサインが作れない。」
その症状もしかすると手根管症候群かもしれません。
特に妊娠、出産期や更年期の女性が多く来院されており治療を続けるとみなさん「痛みと痺れが治まった」「OKサインがしやすくなった」などたくさんの声を頂いております。

「手が痺れる」と他の治療院で訴えると「原因は首にあるので首の治療をしましょう」と言われ、治療を続けたが一向に良くならないという方も多いのではないでしょうか。
確かに痺れの原因は首にあることも多いですが、今回のように痺れや痛みが出る指が決まっているという場合では首よりも末梢に原因があることもあります。
人差し指と中指、親指の手掌側に症状が出るのは正中神経という神経が絞扼されています。

この神経は、手掌側の手首中央の屈筋支帯というトンネルの中を走行しており仕事、スポーツで手首を曲げることが多い人や、骨折などの怪我をされたことがある方に発症します。
このトンネルと神経が繰り返し擦れ合い炎症を起こして神経を絞扼するのです。女性に多い理由は、女性ホルモンの乱れによりむくみが生じて炎症が起きやすくなるからです。
原因が手首にあるのに首の治療を続けても治るはずはありませんよね。

手根管症候群かどうかを判断する簡単な方法をご紹介しますので今すぐにでもやってみてください。
両手の甲を合わせて30秒~1分待つ。この間に症状が悪化すればほぼ間違いなく手根管症候群です。

当院ではこの症状に対して基本手技の指圧、ストレッチと電気治療、鍼灸治療を施します。
最初に基本手技で固くなっている手首周りの筋肉を緩めて動きを良くします。次に電気治療を用いて炎症を抑えていきます。最後に鍼治療で神経痛に対する治療を施していきます。
症状が悪化して親指の下の膨らみ(母指球)が萎縮してしまったり、難治性のものは手術適応となることがあるので少しでも症状に心当たりがある方は、早めに当院にご相談ください。